番組情報
2019.10.16

漁港の未来のために!漁港内養殖の取り組み

9月21日(土)10時25分放送。

 

鳥取市青谷町の長和瀬漁港で行われている、漁港内養殖の試験について紹介しました。

これは、定置網などでとったアジを、短期間で養殖する調査です。

4月頃から、とったアジを生きたまま「いけす」に入れ、餌をやり短期間で大きくします。

そして、旬を迎えた夏場に、アブラののりが良くなった、高品質なものを出荷しています。

取り組みが始まったのには経緯があります。

鳥取県内には18箇所の漁港がありますが、漁師の高齢化などにより、漁獲者が減少しているという現状があります。

漁港内は、長期的な養殖には向いていないのですが、

短期的な養殖には可能性があるということで、試験が進められています。

 

将来に向けた新しい試みが始まっています。

  1. 大きく育ったアジ
  2. 出荷作業をする、漁師のみなさん
  3. 鳥取市内の飲食店にて

養殖されたアジは、実際に鳥取市内の飲食店で提供されています。
品質の高い食材を提供するメリットは、生産者にも消費者にもあります。
本格的に実施するには課題もありますが、
漁港を元気にする取り組みとして今後に期待が集まっています。

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