7月24日(土)11時40分放送
「わがまちの海自慢」と題し、「波しぐれ三度笠」をご紹介しました。
琴浦町赤崎の菊港の「波しぐれ三度笠(なみしぐれさんどがさ)」。
世界的に有名な彫刻家・流政之(ながれまさゆき)さんの作品で、
1989年、平成元年に建てられました。
白のみかげ石で作られており、高さは4.33メートル!
彫刻は、昔の「旅人」の姿を表現しているのですが、それにはある理由があったのです。
菊港は、かつて商品を売り買いし、日本海を渡っていた北前船の寄港地で、
江戸時代には、米の積み出しが行われ、商店や旅館が立ち並ぶ町の中心地でした。
このことから、「旅人の姿が」彫刻のアイデアとなり、港に建てられたのです。
赤碕地区公民館館長の藤田さんは
「こういう彫刻を作ってもらい、赤碕の誇り」と話してくださいました。
推進リーダーの岩本アナは、彫刻と一緒に写真をパチリ。
近くには公園も整備されており、楽しいフォトスポットでもあります!
港のシンボルとして、地域のみなさんに愛される「波しぐれ三度笠」。鳥取県の「海自慢」です。