8月21日(土)11時40分放送
小学生による海洋ごみ再生プロジェクトをご紹介しました。
鳥取市の小学6年生、森田笑(もりた にこ)さんは、
「NICO Claft(ニコクラフト)」というプロジェクト名で、海の環境問題に取り組んでいます。
撮影した日は、鳥取市岩美町の施設を借り、
海岸で拾ったプラスチックごみで、アクセサリー作るワークショップを開催。
小学生を中心に、多くの人が参加しました。
海岸清掃で拾った「海洋プラスチックごみ」を材料に、
アイロンの熱で加工し、アクセサリーの型にはめ込み、キーホルダーやペンダントなどを作りました。
岩美町で「わかめ」をテーマに、
地域を盛り上げる活動をしている「ワカメ部」に参加している森田さんは、
ここで海をきれいにする大切さを知りました。
また、2つ上のお兄さんの影響で、SDGs(エスディージーズ)に興味を持ち、
「自分に何かできないだろうか」と考え、ものつくりが好きだったこともあり、
今年、このプロジェクトをスタートさせたのです。
森田さんは、清掃活動に参加しても、「ごみを拾ったら終わり」と感じることがありました。
そこで、みんなでできることはないかと考え、アクセサリー作りを思いついたのです。
ワークショップで伝えたいのは、海が抱える問題に興味を持ってもらい、行動してもらうこと。
海が大好きだからこそ、「みんなで考えたい」と話します。
森田さんの素敵なプロジェクト「ニコクラフト」。
その熱い思いが、海の未来をきっと守ってくれることでしょう。