9月3日(金)11時25分放送
公立鳥取環境大学生が取り組む「漂流ごみの挙動調査」についてご紹介しました。
海洋ごみの約8割は、陸から川を伝い海に流れ出たものだといわれています。
鳥取市には「千代川」が流れており、街と海をつないでいます。
そんな千代川で、公立鳥取環境大学生による漂流ごみの調査がスタートしました。
調査するのは、環境マネジメントを学ぶサークル、学生EMS委員会のみなさんです。
ごみがどのように、川から海まで流れるのか調べます。
調査には、ペットボトルなどで作った「模擬ごみ」を使います。
GPS発信機を取り付け、千代川の中流域付近である、用瀬町から放流しました。
この調査では、流れるごみの位置情報を一か月ほど記録します。
そして、このデータをもとに、ごみがたまりやすい場所を分析。
ポイントを見つけることで、海へ流れ出る前に回収することができるようになります。
みなさんには、海洋ごみを減らす狙いがあるのです。
豊かな海を守るための新たな取り組み。
調査結果は、年末頃に開かれる報告会で発表される予定です。