2月12日(土)11時40分放送
学生EMS委員会の令和3年度の活動報告の様子をお届けしました。
学生EMS委員会は、公立鳥取環境大学で環境問題に取り組むサークル。
この日は、関係者をパネラーに迎え、
環境美化活動や小学生に向けた啓発授業などの成果を報告しました。
今年度の大きな取り組みとなったのが、GPSを使った海洋ごみの調査です。
約8割が街から川を伝って、海に流れ出たごみと言われる
海洋ごみがたまりやすい場所を見つけ、
回収することで、海洋ごみを減らすというものです。
鳥取市を流れる千代川に、GPS発信機を内蔵した模擬ごみを流し、モニタリングしました。
調査の結果から、ごみはいろいろな場所に溜まること。
川の水位とごみが流れる距離が関係していることなどが分かりました。
調査の結果から、川を清掃するだけでは問題解決にならず、
プラスチックごみを減らしたり、海ごみへの意識を高めるなど、
ごみを出さないという根本的な対策が重要だと発表されました。
これらの学生目線の調査には、関係者も興味深い結果となったようです。
みなさんは今後も調査を継続したり、一般の方を巻き込んだイベントを企画するなど、
「海ごみゼロ」を目指した活動を予定でしています。
この日の様子は海と日本プロジェクトinとっとりのYouTubeチャンネルで視聴できます。
ぜひ、ご覧になってください。
https://www.youtube.com/watch?v=RZp_QBVaUo4