2月19日(土)11時40分放送
海で拾った「ごみ」などを素材に作品をつくるアーティスト、
淀川テクニックさんに海への思いをお聞きしました。
昨年から鳥取県内で巡回展が行われている、「とっとりプラホウドリ」。
海に落ちていた「プラスチックごみ」などで作られています。
作者の淀川テクニックさんは、鳥取県在住のアーティストです。
2003年から、その名の通り、大阪府を流れる淀川を拠点に活動をスタートし、
活動する中で、ごみが落ちている場所は、世界中にあると知り、
海ごみや漂流物を使うようになっていったそうです。
アートには「モノの見方を変える可能性がある」と、
淀川テクニックさんは考えています。
もとはゴミだけど、作品にすることで伝えられることがある。
アートの力が、「海ごみ」について考える原動力にもなればと話します。
また、海は「時間も空間も水でつながる 大事な存在」なのだそうです。
淀川テクニックさんは、全国各地で展覧会やワークショップを開催し、
アートの魅力を多くの人に届けています。