9月3日(土)11時40分放送
境港市の新しい卸売市場をご紹介しました。
9月に入り、秋の味覚ベニズワイガニ漁が解禁された境漁港。
境港水産物地方卸売市場は、
8月に「沖合底引き網漁」の水揚げやセリ専門に使われる「2号上屋」が完成し、
主な施設が整備され、新しくスタートしました。
鳥取県は令和6年を目途に、境漁港の整備事業を行っています。
2号上屋もその一環としてリニューアルされました。
新しい卸売市場の特徴は、「高度な衛生管理」です。
鳥が入らないようにネットが張られていたり、
すべての出入り口に手洗い場が設置されていたり。
水揚げから出荷まで管理し、食の安心・安全を守ります。
施設の中には、交流スペースも作られました。
「境港おさかなパーク」と名付けられ、
入場無料で、気軽に立ち寄ることができる施設です。
実際のセリが見学できたり、誰でも利用できる調理実習室があったり。
中には、ミニ水族館もあります。
獲ることが禁止されていて、なかなか見ることができない紅ズワイガニの「メス」の姿も!
これまで以上に、水産物の魅力をたっぷり感じることができます。
全国有数の水揚げ量を誇る境漁港の新しい卸売市は、
水産業活性化の拠点として、大きな期待が寄せられています。
【映像はこちらから】
https://www.youtube.com/watch?v=DWM8iFsJX6k