番組情報
2024.05.17

みんなで守ろう!豊かな中海

5月11日(土)11時40分放送

 

島根県と鳥取県にまたがる「中海」。

境水道を通じて「日本海」とつながる、汽水湖です。

 

その一角にある、米子市の水鳥公園内の「メダカ池」で、自然観察会が行われました。

「メダカは淡水魚」というイメージがあると思いますが、

水質に適応する能力が高く、中海にも塩分濃度の低い場所にはメダカがいるそうです。

また、中海周辺は、国内で確認された野鳥の約40%の種類が記録されるほど山陰屈指の野鳥の生息地。

水鳥や魚、虫など、さまざまな生き物による生態系があります。

 

海への窓口「中海」の環境を守る取り組み

  1. 「自然観察会」でメダカ獲り
  2. 米子水鳥公園館長の神谷さん
  3. 平成17年に「ラムサール条約」登録

中海は、高度経済成長期以降、「水質悪化」という問題を抱えています。

汽水湖は、川の最下流に位置し、海との窓口です。

中海の水質改善は海の豊かさにもつながります。

かつての美しさを目指し、地域住民や団体、学校などによる

清掃活動や調査・研究が行われています。

 

中海は、上流に位置する、島根県の宍道湖と、

ラムサール条約の「国際的に重要な湿地」に登録されています。

世界に誇れる自然を、みんなで守っていきましょう。

 

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