6月15日(土)11時40分放送
海と日本プロジェクトinとっとりでは、毎年、子どもたちを対象に「海を学ぶ」体験学習イベント企画しています。
今年度は明徳小学校の5年生と連携して「総合的な学習の時間」を使って行います。
学びのテーマは「砂」。鳥取県は東西約130キロに海岸が広がっていて、その6割が砂浜です。
そこには、砂についた「藻類」から始まる食物連鎖があり、多くの生き物が暮らしています。
海の専門家を講師に迎え、「砂」から生態系との関係を1年を通して学びます。
ただ…鳥取の海は今、問題を抱えています。
異常気象などの影響で、海の透明度が低くなっていたり。
「岩場」では藻場の減少も。特に、そこで暮らすトビウオは、漁獲量にも影響が出ていて、このままでは鳥取のソウルフード「あごちくわ」が簡単には食べられなくなるかもしれません。
こういった問題の原因や対策について学ぶことで、「海の未来」についても一緒に考えていきます。
番組では数回に分け、みなさんの授業の様子をお届けします。