12月21日(土)11時40分放送
全国の高校生が環境についての取り組みを発表する「全国ユース環境活動発表大会」。
その中国大会が12月8日に広島市で開催され、
鳥取県立青谷高校が出場。
見事、3位に相当する審査員特別賞を受賞しました。
大会には、中国地方から書類審査を通過した12校が出場しました。
学校内のビオトープを復活させる取り組みや、
中心市街地でミツバチを育てて、
地域活性化につなげる取り組みなどが発表されました。
青谷高校は2年前から授業の一環で、
大量発生したムラサキウニが引き起こす「磯焼け」など、
鳥取の海が抱える問題について学んでいます。
今年度は「やっかい者」からお宝を探せ!をテーマに、
長和瀬漁港内で場所や時期による身入りの違いを調べ、
商品価値のあるウニがいるかどうかを調査しました。
大会で生徒たちは、
半年に渡って調査したデータを分析し、
季節としては春先から6月までで、
日当たりが良い場所で育ったウニが、
身入りが良い可能性が高いという考察結果を発表しました。
そのユニークな試みが評価され、
特別賞受賞へとつながったのです。
青谷高校のみなさんの取り組みが、
豊かな海を取り戻すきっかけになるかもしれませんね。