鳥取県栽培漁業センターがいま力を入れているもの、それはウマヅラハギの養殖事業なんです。
平べったくて面長な顔が特徴のウマヅラハギ、実はこの魚、“肝”が肝なんです!
ウマヅラハギは身に脂が乗らず、肝臓に脂を溜めこむ性質を持つことから、“肝”を味わえる魚として知られています。そこで栽培漁業センターでは“肝”を育てる養殖として漁でとってきたウマヅラハギをいけすで1日2回程度エサをやり、通常、体の重さの2~3%程度しかない肝を2~3ヶ月で10%程度にまで太らせる計画です。大きな肝にすることで付加価値をつけてこれまでよりも高い値段で販売することを目指したもので、3年間の試験養殖が始まりました。鳥取県栽培漁業センターでは、12月中旬頃から県内で試験販売を始め、通常のおよそ3倍にあたる1キロ1,500円程度での販売を目指しているということです。
このウマヅラハギの養殖、すでにこの養殖を進めている広島県では肝を太らせたウマヅラハギを“フォアグラハギ”という名前で販売し、評判になっているとのこと。鳥取県でも養殖がうまくいけば良いですね。
イベント名 | ウマヅラハギの試験養殖始まる! |