鳥取県琴浦町に完成した鳥取林養魚場のギンザケ養殖施設の落成式が先月行われ、ここで育てられるギンザケのブランド名が発表されました。
その名も「とっとり琴浦グランサーモン」です。
「グラン」というのは壮大なという意味と大山の地下水、「グランドウォータ」を使っているということで「グランサーモン」と名付けられました。
こちらの養魚場では「陸上循環ろ過養殖システム」という方式が採用されています。
ろ過した水を循環させて再利用することで廃棄物を100%近く回収することができ、環境にやさしく安定的な生産を行うことができます。
また、卵から成魚になるまでこのシステムを使う施設は世界初ということです。
年間600トンの生産を計画していて255トンを稚魚のまま境港市の弓ヶ浜水産などへ出荷するほか、あとの345トンは成魚に育てて来年5月に「とっとり琴浦グランサーモン」として出荷する予定だということです。
落成式に出席した平井鳥取県知事は「鳥取のサーモンですからサーモン(さも)おいしかろうということでございまして皆様にもご愛好いただければなと思います。」と得意のダジャレで挨拶をしました。
イベント名 | ギンザケ養殖場 落成式 |