レポート
2024.06.20

鍵は「ビーチコーミング」倉吉市のアーティスト辻子誠さん

「ビーチコーミング」とは、海岸を散策して、漂着物を集めたり、海を観察することを言います。

 

鳥取県倉吉市在住のアーティスト・辻子誠(つじこ まこと)さんは、

ビーチコーミングで集めた漂着物を使った創作活動をしています。

辻子さんは、母親の出身地である「倉吉市」を訪れるたびに、

鳥取の自然に「ものづくりしやすい環境」があると魅力を感じ、

2024年4月、東京から倉吉市に移住してきました。

 

「ビーチコーミング」で漂着物を集めることを、

「いい形のごみを拾って集めている」と語る辻子さん。

波の力などによって姿を変え運ばれてきた、

漂着物の形や色、質感や重さなど、

自然が作るその姿からインスピレーションをもらっています。

そのインスピレーションの表現方法は彫刻だけにとどまらず、

イラスト、マンガ、ライブパフォーマンスなど多岐にわたります。

気が向いたら、すぐ行ける距離に海があるのも鳥取の魅力と話す、辻子さん。

創作のアイディアを探しに、また時にはリラックスする場所として、

鳥取の海と寄り添いながら、創作活動を続けています。

ごみだって貴重なアート素材

  1. 「ビーチコーミング」中
  2. 辻子さんのアトリエ
  3. この漂着物は、透明感などのヒントに

創作に使う漂着物集めのコツは、「良いものを見つけよう」などあまり考えすぎないことだそう。自然体のほうが、良いインスピレーションにつながるのかもしれませんね。そう考えるとごみ拾いも楽しくなってくる気がしますね。

イベント詳細

イベント名海歩きからインスピレーション
\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

鳥取の砂浜が消える!?“海岸侵食”とは
レポート
2024.06.20

鳥取の砂浜が消える!?“海岸侵食”とは

鳥取市佐治町・海ノ民話のまちプロジェクト、民話「かにのふんどし」アニメ化に向けて始動!
レポート
2024.05.24

鳥取市佐治町・海ノ民話のまちプロジェクト、民話「かにのふんどし」アニメ化に向けて始動!

ページ内トップへ