レポート
2021.11.29

海洋ごみを使ったワークショップを開催

9月に行った海の学び授業で、海や海洋ごみについて学びを深めた城北小学校5年1組の子供たちが、

海洋ごみを使ったワークショップを行いました。

 

事前に子供たちによって集められたたくさんの海洋ごみを材料に1枚のアートを作ります。

 

そのデザインとなる海の生き物は...サメです!

 

デザインを考えた児童は

「インパクトがあり、たくさんの人に見て欲しいと思ったから。海洋ごみを使って、学んだことを発信したい。」

という強いメッセージのこもったデザインでした。

 

そんな子供たちの思いを一枚のアートにすべく、

ゴミや漂流物などを使い、様々な造形物を作成されている

淀川テクニックの柴田英昭さんに講師として来ていただき、作り方のコツなどを教わりながら制作しました。

 

様々な色や形をした海洋ごみが、サメのどの部分に使うと良いかなど、

一人一人考えながら行い、グルーガンを使用して貼り付けしました。

そして、2時間かけてサメのアートが完成!

作品を前に、子供たちは歓声を上げていました。

 

柴田さんからは

「海洋ごみについて学び、自分たちで海岸清掃をして、材料となるごみを集め、

それを使って制作するという一つのストーリーができたので、

子供たちは大変貴重な経験ができたのではないでしょうか。」

と話されていました。

作品は学校や地域の施設に展示予定です。

 

当日の様子

  1. 講師の淀川テクニック・柴田さん
  2. 材料となる海洋ごみを選び、土台にグルーガンで貼り付け
  3. 完成したサメのアート

作品の特徴は、サメの口の中にペットボトルのゴミが入っているところ。
この作品を通して、少しでも海洋ごみ削減の啓発に繋がればとの願いが込められています。

 

イベント詳細

イベント名海洋ごみアートのワークショップ
参加人数33名
日程11/26(金)
場所鳥取市立城北小学校
\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

鍵は「ビーチコーミング」倉吉市のアーティスト辻子誠さん
レポート
2024.06.20

鍵は「ビーチコーミング」倉吉市のアーティスト辻子誠さん

鳥取の砂浜が消える!?“海岸侵食”とは
レポート
2024.06.20

鳥取の砂浜が消える!?“海岸侵食”とは

ページ内トップへ