「とっとり名産探し隊~つながる山と海!海を支える恵みの正体を追え~」。
1日目午後からは、鳥取県東部の岩美町へ。
町内でも美しい砂浜と透明度の高いビーチとして知られる熊井浜で、山からの栄養素によって成長する海藻や生き物を観察しました。
こちらでは、シュノーケリングで魚やアオリイカが卵を産み付ける藻場や、カキのエサとなる海藻を観察。
海で初めて泳いだという児童もいて
「海の中に色んな生物がいることが分かったし、海のリアルさを感じることが出来ました。」
と話していました。
また、海に入らなかった児童たちは砂浜を清掃。
一見、きれいに見える熊井浜ですが、
実は砂の中に、細かいプラスチックの破片が落ちていることに驚いていました。
実際に雨水、山の水、川の水、海の水と含まれる栄養の量に変化は生じるのでしょうか?
カルシウムの量がどのように変化するかを調査しました。
有機物が多く含まれるほど濃い紫色になるのですが、実験をしてみると海の水が最も濃い紫色に。
雨水を0ポイントとすると、
山の水は2ポイント、川の水は10ポイント、そして海の水はなんと1250ポイントに!
児童たちは栄養が山から川、そして海へと、
どんどん増えていくことを学び、
海の養分は山から流れ込んでいることを実感できたようでした。
イベント名 | とっとり名産探し隊~つながる山と海!海を支える恵みの正体を追え~ |
参加人数 | 25人(智頭小学校の4~6年生) |
日程 | 8月1日(月)~2日(火) |
場所 | 鳥取県智頭町、岩美町、鳥取市 |
主催 | 海と日本プロジェクトinとっとり実行委員会 |
協力 | ちえの森ちづ図書館 |