海と日本プロジェクトinとっとりでは全国学校給食週間にあわせて、
鳥取県智頭町の智頭小学校と智頭中学校で山の幸(シカ肉)と海の幸(モサエビ、タコ、イカ)を
ふんだんに使った学校給食「つながる海と山の恵み献立」を1/30(月)に提供しました。
そのコラボ給食を前に、智頭町のちえの森ちづ図書館で
「つながる山と海の恵み~食べて学ぶ!ふるさとの魅力~」と題したシンポジウムを開催しました。
パネリストとして、智頭小学校の栄養教諭や智頭町の栄養管理士の方の他、
鳥取県岩美町で素潜り漁でアワビやサザエ・ワカメなどを獲っている海の生産者の則定希さん、
自ら解体処理をしたシカ肉を給食にも提供している山の幸の生産者の赤堀広之さん(鳥取県智頭町)が参加。
ほぼ満席になった会場で貴重なお話を聞くことが出来ました。
則定さんは、
「海水温の上昇によって、これまでいなかった南の海域に生息する魚が増えている。
海と関わる中で、豊かな海を育むためには豊かな森を作り守って行く必要があることに気づき、
土づくりのワークショップを開催している。
森に自生するクロモジなどの森と林資源の利活用をして持続可能な生き方目指したい。」
などと話されました。
シンポジウムの参加者には則定さんが収穫したワカメで作った「ワカメせんべい」も配布され、
参加者からは
「色々な生産者の意見も聞けて、すごく思いが伝わった。『食』って大切だなと考える機会となりました。」
「(給食について)親になって、改めてその有難さを感じています。
智頭町は給食に地域の食材を使って作って頂いていますので、改めて大事にしていきたい。」
など、たくさんの声が聞かれ、
改めて海と山のつながりを考えるキッカケになったシンポジウムでした。
イベント名 | つながる山と海の恵み~食べて学ぶ!ふるさとの魅力~ |
参加人数 | 約30名 |
日程 | 1月29日 |
場所 | ちえの森ちづ図書館@智頭町 |