10月7、8日の二日間、山、川、海のつながりを学ぶための体験学習を開催しました!
イベントには19人の小学生が参加。
まずは智頭町芦津の森を流れる川で、外来魚・ブラウントラウトの駆除を見学しました。
担当者からは外来魚が悪いわけではないが、
在来種を捕食し生態系を崩してしまう可能性があるため駆除をしていることが説明されました。
また、森を管理することで山の栄養が川から海へと流れ出て
海の生物の栄養源になっているという説明があり、山・川・海のつながりを学んでいました。
続いて智頭の郷土料理「柿の葉寿司」作りに挑戦!
海から遠く離れた智頭町では海の魚を美味しく食べるため、
昔から柿の葉寿司が食べられてきました。
柿の葉には魚を腐りにくくする効果があることを学んだ子どもたちは、
色鮮やかな柿の葉寿司を完成させていました。
そして…夕食はブラウントラウトの塩焼きと柿の葉寿司!
普段は魚をあまり食べないという子どもたちも
その美味しさにあっという間にたいらげていました!
2日目の海の授業では、鳥取の海で発生している「磯焼け」について学びました。
豊かな藻場は魚の住処や産卵の場所となり、
海の生態系を維持するためには欠かせないものであることを学んでいました。
子どもたちからは
「外来種がいて在来種がいなくなるのは問題だけど、
外来種自体が悪いわけではないことが分かった。」
「山と川と海にこんなに深い関りがあるというのは知らなかった。」
という声が聞かれました。
子どもたちが描いたオリジナルパッケージの柿の葉寿司は11月中に販売予定です!
お楽しみに!
イベント名 | 山川海の関係を学ぶ「とっとり海調査隊」 |
参加人数 | 19名 |
日程 | 10月7日(土)、8日(日) |
場所 | 鳥取県智頭町、岩美町、鳥取市 |
主催 | 海と日本プロジェクトinとっとり |