3月25日(月)、東京で民話を通して海との新たな関わり方を考えるシンポジウム
「『海ノ民話』から学ぶもの~作家・芸人・学者の視点から~ 」が開催されました。
これは、全国各地に伝わる海にまつわる民話を題材に、
昔の人々にとって民話がどんな存在であったのか、現代の私たちに何を伝えてくれるのか、
さらに、民話を新たに作ることの可能性や民話を次の世代に引き継ぐ方法について意見を交わすイベントで
日本昔話学会委員の久保華誉さん、小説家の永井紗那子さん、
お笑いコンビ・Aマッソの加納さん、日本財団の海野光行常務理事、
と様々なジャンルの専門家が登壇しました。
シンポジウムでは
民話の定義は「昔話」「伝説」「世間話」というカテゴリーがあること、
その土地の様子や土地勘が伝わってくるものが多いなど
民話がもつ価値や時代性・普遍性などが語られました。
さらに、これからのどうやって民話を活用していくのか、伝えていくのか、というテーマでは
歌や演劇、紙芝居にしてLIVE感を大切にして伝えていく方法やゲームに組み込むのはどうか
などの意見が出て会場は大いに盛り上がりました。
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で実施している「海ノ民話のまちプロジェクト」は
これまで67本の民話アニメを制作していて、23年度は25本が新たに加わりました。
公式HPではいつでもそのアニメが観られますので是非ご覧ください。
★海ノ民話のまちプロジェクト公式HP
イベント名 | 『海ノ民話』から学ぶもの~作家・芸人・学者の視点から~ |
日程 | 3月25日(月) |
場所 | 文藝春秋ホール(東京) |
主催 | 一般社団法人日本昔ばなし協会 |