一般社団法人 海のごちそう推進機構と一般社団法人海と日本プロジェクトinとっとりは、
魚を実際にさばくこと、地域の海洋変化や魚種の変遷を学ぶこと、
さらに「海を味わう十の技法」による調理体験などを通して
日本の豊かな海の食文化を継承し、輪を広げる取り組み「日本さばける塾 in とっとり」を
1月18日(土)に開催しました!
鳥取県では2021年度から毎年開催していて今回で4回目です。
イベント当日は、9組21名の親子連れが参加!
今回参加者がさばいたのは、
鳥取の冬の味覚で「ばばちゃん」の愛称で親しまれている深海魚(学名:タナカゲンゲ)です。
ばばちゃんは水深300~500mの日本海に生息し、沖合底引き網で捕獲されますが、
昔はその姿形から売り物にならないと市場に出回らず、漁師の間だけで食べられていました。
近年その味が評判となり、今では岩美町の特産品になっているんです。
講師をつとめたのは、いわみ郷土料理愛好会の皆さん。
鍋や唐揚げなどばばちゃんフルコース料理を教えていただきました。
参加した子どもたちからは
「ばばちゃんは身がフワフワしてた。普通に美味しい!」
「身と皮を分けるのが難しかったけど、楽しかった。」
「ばばちゃんは初めてだけど普通の魚より美味しかった。
ごみを拾ったりして魚が住みやすい環境を作っていきたい。」
などの感想をもらいました。
鳥取の海の豊かさを感じた一日となったのではないでしょうか。
イベント名 | 日本さばける塾 in とっとり |
参加人数 | 9組21名 |
日程 | 1月18日(土) |
場所 | さざんか会館(鳥取市) |