11月4日(火)
倉吉北高校調理科の生徒11人が、
海上保安部の巡視船「おき」に乗り込み、「船めし」の調理実習を行いました。
このイベントのテーマである「船めし」は、
文字通り船の中での食事づくりを学ぶものです。
船の中での調理は、波に揺られながら作業となります。
陸上での調理以上に安全への配慮をが必要になるほか、
船の中の狭い部屋に応じた対応が必要となります。
生徒たちは慣れない環境でもテキパキと調子を進めます。
講師役の巡視船職員に教わりながら、
「船めし」の定番メニューである
「トリと白ネギの炒め物」や「長ネギとマグロの和え物」などの調理しました。
その後は、お待ちかねの試食!
自ら作った「船めし」を船員達と一緒に堪能しました。
生徒たちは、
「皆さん、頑張って海の治安を守っているので、
ボリューミーで栄養価が高い健康な食事になるよう、いろいろ考えて調理するのが楽しかった」や、
「めちゃくちゃおいしいです。
実際の船での実習をした時は、もっと揺れているのだなと実感しました」
などの感想が聞かれました。
境海上保安部巡視船おきの後藤高志 さんは、
「きょうの実習で海上保安庁に興味を持っていただいて、
一緒に仕事が出来るように一人でも、来てもらえればうれしいかぎりです」と語っていました。
将来、調理師を目指している生徒達にとって、
今回の「船めし」調理実習は、
今後の進路の参考になっただけでなく貴重な体験となったようです。
| 日程 | 11月4日(火) |
| 場所 | 境港市 |