11月10日、
鳥取砂丘で鳥取の海とプラスチックごみ問題を考えるワークショップが開催されました。
参加したのは、地元福部未来学園の子どもたち。
鳥取県の沿岸には多くの海洋ごみが流れ着いています。
鳥取県をはじめとした自治体もその処理には頭を抱えています。
子どもたちは海洋ごみの7~8割が陸から流れ出たものであること。
プラスチックごみが、時間がたつにつれて少しずつ細かくなっていき、
最終的にマイクロプラスチックとなっていくこと。
それが海の生物の体内に残り、悪影響を与えていることなどを学びました。
そして実際に鳥取砂丘でごみ拾いを実施。
そこで、鳥取では集めたごみの回収方法に大型運搬ドローンを活用していることも学びました。
実際に集めたごみを人の手だけで運搬場所まで運んでみると、
足場も悪く、思い荷物を抱えながらだと時間がかかってしまいます。
結局、約20分かけて運搬場所まで運びました。
しかし、この行程がドローンであればわずか数分で運んでしまえることに、
子どもたちも大いに驚いていました。
子どもたちの声
「ドローンまで使ってごみを回収しようとする事を知り、
これからは色んな最新技術を使って
ごみを集めていく必要があると思いました。」
「プラスチックが小さくなって魚のおなかに入って、
いずれ人間に帰ってくる事を知って
絶対にプラスチックごみを捨ててはいけないと思いました。」
子どもたちは自分たちにできることは、
まず陸でごみを出さないこと、
減らすことだと話していました。