12月28日(土)11時20分放送。
境港市の境港総合技術高等学校の「食品ビジネス科」では、
3年間を通して水産物の加工、流通、販売の一連を実践的に学習しています。
その中には「魚食普及」をテーマにした課題研究に取り組む生徒がいます。
水産業が基幹産業の境港市にとって、
近年課題となってる「日本人の魚離れ」は大きな問題です。
こちらの学校では、少しでも現状を回復できないかと、魚食普及活動が始まりました。
取材したのは、「食品ビジネス科」3年生の2019年最後の授業。
地元・美保湾であがった味を使い、「なめろう」作りのおさらいをしました。
自分たちが魚の魅力を知っていないと、魚の魅力を発信することはできないと、
みなさんはこれまでも、魚料理を作っています。
地元・境港のイベントへ参加、県内外でのPRなど、
地域の漁師や料理人と一緒になって、活動するみなさん。
みなさんの学びが、豊富な水産資源を守ることにつながっています。