8月6日(土)11時40分放送
「日本財団」が行った「海と日本人に関する意識調査」について紹介しました。
この調査は、2017年より2年に1度行われていて、
日本人の海に対する感情や認識がどのように変化するかなどを調べています。
今年度は、全国の15歳~69歳の男女を対象に、インターネットでリサーチ。
1万1600人が回答し、その調査結果が発表されました。
調査結果によると、
この1年間で「海に行っていない」と答えた人は全体の45パーセントをしめ、
前回の調査より12ポイント増えました。
また、海への親しみや関心についての質問では、
「海に親しみを感じる」と答えた人は37パーセントで前回より7ポイント減少。
海への親しみや愛着の低下が懸念される結果となりました。
これらから、「海への訪問頻度」と「海への愛着」は、比例していると考えられます。
そんな中、生態系の変化や海洋ごみなどの
海洋問題についての認知度は全体的に向上していて、
「海を守ることにつながる行動」を行う人が増加。
さらに、海に行った人の方がそうした行動を意識して
行っている人が多かったということです。
結果を受けて日本財団では「海に行く機会」を促す情報やコンテンツを強化したり、
コロナ禍で海に行かなくても、映像やデジタルコンテンツなどで、
新たな海との関係づくりもしていきたいと発表しました。
調査結果は、日本財団のホームページでもご覧になれます。
【映像はこちらから】