7月15日(土)11時40分放送
みなさんは、「鳥取ブルーカーボンプロジェクト」をご存知ですか?
いま、鳥取の海では地球温暖化による海水温の上昇などが原因で、ムラサキウニが大量繁殖。
魚のすみかであり、二酸化炭素の吸収源でもある「藻場」の
海藻を食べ尽くし、「磯焼け」が起きつつあるのです。
「鳥取ブルーカーボンプロジェクト」は、
藻場や藻場が育む貝や魚などの水産資源の回復など、
「豊かな海」の再生を目指しています。
取り組みのひとつに、ムラサキウニの集中駆除があります。
一定区間のウニを繰り返し駆除することで、
「藻場」を再生させようという取り組みです。
番組では、青谷高校の生徒たちが行う駆除を紹介しました。
また、ムラサキウニを養殖して身入りを良くするための取り組みも。
鳥取県産のブロッコリーやキャベツを使って、
どんなエサが良いか?試行錯誤が続けられています。
鳥取ブルーカーボンプロジェクトでは
これらの取り組みを多くの人に知ってもらうため、
7月17日(海の日)、鳥取港でイベントを開催されました。
イベントでは、養殖したウニを使った様々なイベントが企画され
1日2回各回20組限定料理教室やウニを使ったメニューの試食コーナーも。
他にも、藻場の恵みであるサザエのつかみどりなど、
子どもから大人まで幅広い年代に楽しんでもらえる企画が盛りだくさん。
見て!触って!食べて!
みなさん、鳥取のウニと海について考えてみませんか?
★映像はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=U846ojtPux8