海と日本プロジェクトが実施している、
おうちで海のことが楽しく学べる「親子で挑戦!おうちで学べる海の教室」。
今回は海のテクノロジーの授業をお知らせします。
授業のテーマは鳥取で盛んな「陸上養殖」について。
鳥取県栽培漁業センターの水本さんが 「養殖漁業」について教えてくれています。
一緒に学んで行きましょう!
動画はこちら⇩
【海の教室・海のテクノロジー】鳥取で盛んな「陸上養殖」って何だろう?
https://www.youtube.com/watch?v=2nG8xPZl6uA
「養殖漁業」とは、人の手で魚を食べる所まで育てる飼育産業のこと。
近年の地球温暖化、魚の減少より注目が集まっています。
「いけす」や「水そう」などで人工的に管理しながら食べられる大きさまで育てています。
養殖のメリットは、
①計画的に魚をつくることができる。
②良く育った魚をつくることができる。
③魚を安定的に出荷出来る。
などが挙げられます。
反対に、「エサ代がかかる」「管理費がかかる」など「生産コストが高い」というデメリットもあり、
色々な工夫を凝らされています。
「養殖漁業」には
海で魚を育てる「海面養殖」、陸で魚を育てる「陸上養殖」の2種類あります。
鳥取県は海が開けていて、冬の荒波が厳しい為、陸上養殖が盛んに行われています。
「井戸海水」という海から地面にしみ込んだ「海水」を地下からくみ上げて利用していて、
不純物が少なく、温度変化が少ないのが特徴です。
栽培漁業センターでは「養殖漁業」だけではなく
「栽培漁業」などの資源を守る為の研究を幅広く行っています。
現在、特に「磯焼け」の原因である「ムラサキウニ」の研究が盛んです。
今後も豊かな海の資源を守るための「養殖漁業」にご注目ください。
イベント名 | 【海の教室・海のテクノロジー】鳥取で盛んな「陸上養殖」って何だろう? |
協力 | 鳥取県栽培漁業センター |