レポート
2023.02.24

【海の教室・海のテクノロジー】鳥取で盛んな「陸上養殖」って何だろう?

海と日本プロジェクトが実施している、

おうちで海のことが楽しく学べる「親子で挑戦!おうちで学べる海の教室」。

今回は海のテクノロジーの授業をお知らせします。

 

授業のテーマは鳥取で盛んな「陸上養殖」について。

鳥取県栽培漁業センターの水本さんが 「養殖漁業」について教えてくれています。

一緒に学んで行きましょう!

 

動画はこちら⇩

【海の教室・海のテクノロジー】鳥取で盛んな「陸上養殖」って何だろう?

https://www.youtube.com/watch?v=2nG8xPZl6uA

 

「養殖漁業」とは、人の手で魚を食べる所まで育てる飼育産業のこと。

近年の地球温暖化、魚の減少より注目が集まっています。

 

「いけす」や「水そう」などで人工的に管理しながら食べられる大きさまで育てています。

養殖のメリットは、

①計画的に魚をつくることができる。

②良く育った魚をつくることができる。

③魚を安定的に出荷出来る。

などが挙げられます。

 

反対に、「エサ代がかかる」「管理費がかかる」など「生産コストが高い」というデメリットもあり、

色々な工夫を凝らされています。

 

 

「養殖漁業」とは?

  1. 講師の鳥取県栽培漁業センターの水本泰さん
  2. 陸で育てる「陸上養殖」
  3. 海から地面にしみ込んだ「海水」を井戸から組み上げて利用しています。

「養殖漁業」には

海で魚を育てる「海面養殖」、陸で魚を育てる「陸上養殖」の2種類あります。

 

鳥取県は海が開けていて、冬の荒波が厳しい為、陸上養殖が盛んに行われています。

「井戸海水」という海から地面にしみ込んだ「海水」を地下からくみ上げて利用していて、

不純物が少なく、温度変化が少ないのが特徴です。

 

 

栽培漁業センターでは「養殖漁業」だけではなく

「栽培漁業」などの資源を守る為の研究を幅広く行っています。

現在、特に「磯焼け」の原因である「ムラサキウニ」の研究が盛んです。

今後も豊かな海の資源を守るための「養殖漁業」にご注目ください。

イベント詳細

イベント名【海の教室・海のテクノロジー】鳥取で盛んな「陸上養殖」って何だろう?
協力鳥取県栽培漁業センター
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